鋼鉄のような青 ― 太平洋における米海軍の艦上戦闘機
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鋼鉄のような青 ― 太平洋における米海軍の艦上戦闘機

L20210102
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米海軍と海兵隊が第二次世界大戦に参戦した時点で、保有する単発戦闘機はBrewster F2AとGrumman F4Fを合わせて百数十機にすぎなかった。いずれも基地や空母の防衛だけを目的とする単一任務の機体だった。

数年のうちに、米国は強大な工業力を背景に近代的な戦闘機の設計・生産に乗り出す。それらの機体によって日本軍を圧倒し、真珠湾攻撃の屈辱を雪ぐことになる。

航空機、飛行隊、エースたちのこの類いまれな歴史を、フランスの航空戦史の専門家で、著名な軍事史雑誌にも寄稿するギー・ジュリアンの著書で紹介する。

 

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1945年9月に東京湾で日本の降伏文書が調印されたとき、米軍の艦上戦闘機部隊の規模は、わずか4年間で50倍以上になっていた。

小型の護衛空母での運用に回されたF4F Wildcatは、その間に改良されFM-2と改称されてからも海軍の現役機であり続けた。しかし海軍は、1943年に相次いで実戦配備された2つの優れた機種、Vought F4U CorsairとGrumman F6F Hellcatによって、その大半を置き換えた。両機は頑丈で高出力、航続力にも優れていた。F4Fより高速で武装が強力、用途もはるかに広く、ミッドウェーとガダルカナルですでにグラマンの小さな「樽」に苦しめられていた日本軍航空隊に、克服し難い難題を突きつけた。

珊瑚海から摺鉢山まで、太平洋で米海軍の艦上戦闘機部隊を支えた主要3機種の歴史を通じ、4年間の航空戦をたどる。ジョン・サッチやマリオン・カールとともに、1942~1943年にF4Fが日本軍の攻勢にいかに立ち向かったかを見ていく。その後、グレゴリー「パピー」ボイントンやデイヴ・マッキャンベルらが操るF4UとF6Fの連携によって日本軍の進撃は徐々に押し戻され、最終的に食い止められた。

これらの機体は一体となって、日章旗の下で戦う兵士、水兵、飛行兵にとって致命的な航空戦力の「鋼鉄のような青」い刃となった。

著者1
Guy Julien
出版日
2021年6月
ページ数
256
イラスト
多数の記録写真、約60点の側面図、3Dイラスト、3D図解(F4U Corsairの細部、約15点の各方向からの図、分解図、コックピット)、地図。
表紙
上製本
言語
フランス語
EAN
9782491250034

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