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苦い勝利―1919年6月から1940年6月までの南仏出身の兵士たち
2018年刊『1914~1918年の戦争における南仏出身の兵士たち』に続く第2作が、『苦い勝利―1919年6月から1940年6月までの南仏出身の兵士たち』である。
1919年6月のヴェルサイユ条約は、1914~1918年の戦争で疲弊した諸国間の対立を解消しなかった。南仏では、フランスのために命を落とした人々の追悼を組み込みながら、新たな社会の再建が試みられる。全国各地の兵士と同じく、南仏出身の兵士たちも、まず侵攻に備える必要を学んだ。マジノ線によって、準備が進む「もう一つの戦争」は意識から遠のいていった。
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北部や東部の国境から遠い南東部の駐屯都市の多くも、戦争へと向かう動きの中にあった。1940年5月のドイツ軍による侵攻は、オルリ将軍率いるアルプス軍の存在にも光を当てた。南仏出身者を多く擁するこの軍は、逆境にあっても状況次第で道を開けることを示した。
著者のコレクションにある制服、帽子、装備、文書が、この悲劇的で、ときに劇的な時期の軍事上の出来事を伝える。これらもまた「物言わぬ証人」である。
1919年の講和条約にとっても、1940年6月に最後まで降伏しなかった者がいた南仏出身の兵士たちにとっても、それは確かに「苦い勝利」だった。1919年6月から1940年6月までの南仏出身兵士の体験を描くこの地域史は、出来事に直面した人々の反応という、現代社会にも通じる問題を浮かび上がらせる。今なお切実な歴史である。
Éric Grieuは歴史に情熱を注いできた。35年以上にわたる調査と収集を通じ、南仏を経由した二度の世界大戦に関わる日用品、制服、新聞、多数の軍事資料を集めた。本書では、それらの意味と価値、歴史を伝えようとしている。第一次世界大戦の専門家で収集家のJean-Pierre Verneyらとの出会いは、知識を伝え、分かち合いたいという思いをいっそう強めた。
- 著者1
- Eric Grieu
- 出版日
- 2020年11月
- ページ数
- 128
- イラスト
- 写真約100点
- 表紙
- ソフトカバー
- 言語
- フランス語
- 出版社
- Éditions de la Fenestrelle
- EAN
- 9782378710712
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