カール・マルテル
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カール・マルテル

カール・マルテル

L20210007
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732年、ポワティエにおけるアラブ軍への勝利。カール・マルテルについて人々の記憶に残っているのは、おおむねこれだけです。

単なる小競り合いだったのか。それとも、ヨーロッパのイスラム化を防いだ文明の衝突だったのか。この著名な戦いの意味は、今日の状況下で再び注目を集め、激しい議論の対象となっています。しかし、いかに有名な出来事であろうと、「サラセン人の鉄槌」をこの一戦だけで語るべきではありません。

カール大帝の祖父カール・マルテルは、衰退するメロヴィング朝からカロリング朝への移行を担いました。身分は一介の「宮宰」でありながら広大な領域を掌握し、息子ピピン3世の即位への道を開きます。何よりも武人であった彼は、数々の勝利に加え、宣教師との協力や教皇との協調を通じて、同時代で最も有力な君主となりました。フランク世界の統一を守り、キリスト教世界の防壁となった彼は、ヨーロッパ中世の礎を築いた人物でもあります。

サン=ドニ大聖堂に約800年前から安置されている大理石の横臥像は、今もその偉業を伝えています。しかし、同時代の年代記は記述が乏しく簡略なため、カール・マルテルの記憶を十分に後世へ伝えてはきませんでした。

ジョルジュ・ミノワは、当時のフランク社会に関する深い知識をもとに、未公刊のものも含む数多くの史料を駆使し、フランス史における知られざる英雄、この驚くべき人物の実像を明らかにします。


 

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著者1
Geoges Minois
出版日
2020年12月
ページ数
374
表紙
並製本
言語
フランス語
出版社
PERRIN
EAN
9782262080655

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