U-515 ― WERNER HENKE、反骨の艦長
反骨の士官Werner Henkeと、そのUボートU-515の波乱に満ちた物語
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商船で4年間を過ごし、世界各地とその楽しみを知ったWerner Henkeは、1934年に士官候補生としてドイツ海軍に入った。しかし、女性たちに会いに行く自由を求める性格や、喧嘩、ジャズとダンスへの熱中が災いし、1941年2月にドイツ海軍士官団の現役勤務から排除された。
当時、彼はU-124の第三士官として海上作戦に従事していた。Uボートの指揮官に強い個性を求めていたデーニッツ提督に拾い上げられ、「配属待機士官」として哨戒を続ける。提督は、戦果を挙げれば彼の記録を「清算する」と告げた。U-124の副長として最後の哨戒に出た際には、連合国船舶6隻を撃沈した魚雷発射を監督し、力量を示した。これにより一級鉄十字章を授与され、現役に復帰。1942年2月にはIXC型U-515の指揮を任された。
優秀な乗員とともに、カリブ海での初哨戒から目覚ましい戦果を挙げ、ロリアンへの帰港時には潜望鏡に10本の戦果旗を掲げた。しかし、1942年夏という遅い時期に戦闘に加わった彼の潜水艦は、すでに連合軍の攻撃を5度かわしていた。1942年11月には英国軍艦艇の船団に単独で挑み、連合軍の北アフリカ上陸作戦中に戦果を挙げた数少ないUボートの一隻となった。U-515は200発を超える爆雷にも耐えた……。
Henke艦長は騎士鉄十字章を授与された。1943年春の第3回哨戒では、ドイツ潜水艦の戦果が減少するなか、U-515はフリータウンまで航行し、遭遇した船団を恐慌に陥れる。積荷ごと7隻を撃沈したこの作戦は連合国にとって甚大な損失となり、チャーチルが報告を求めたほどだった。さらに連合軍の攻撃を6度かわしている……。
11本の戦果旗を掲げてロリアンに帰還したHenkeは、柏葉付騎士鉄十字章を授与された。ドイツでの休暇中、かつてSS将校と殴り合ったこともある気骨の強いこの海軍士官は、ゲシュタポの施設を破壊した。
第4回哨戒は、駆逐艦による12時間の追跡と310発を超える爆雷投下で損傷を受け、短縮を余儀なくされた。第5回の戦闘航海では、駆逐艦の砲撃と爆雷、さらに爆撃機2機の攻撃を受けながらも、新たに4隻を撃沈した。
しかし1944年3月末、第6回哨戒に出た第10潜水隊群のエースは、艦隊を挙げた追跡を受ける。経験と策略をもってしても、もはや潜水艦を救うことはできなかった……。
アメリカ軍の捕虜となっても最後まで反骨を貫いた彼は、自らの運命を自ら選ぶことになる……。
- 著者1
- Luc Braeuer
- 出版日
- 2020年2月28日
- ページ数
- 156
- イラスト
- カラー・モノクロ写真約300点
- 表紙
- 上製本
- 言語
- フランス語
- 出版社
- HEIMDAL
- EAN
- 9782840485513
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