アハトゥング・パンツァー!――電撃戦を生み出したハインツ・グデーリアン
電撃戦を生み出したハインツ・グデーリアン
本書は誰にでも勧められるものではない。
伝記でも、著名な軍人の戦争回想録でもなく、まして戦闘の渦中に置かれた兵士たちの冒険を描く本でもない。
いや、アハトゥング・パンツァー!はそのどれでもない。本書は軍事論考であり、しかも並の論考ではない。1940年、わずか数日でフランスを屈服させ、1939年から1941年にかけてドイツ軍に数々の勝利をもたらすうえで、大きな役割を果たした。そして、ハインツ・グデーリアンというドイツの将軍の名を広めた一冊である。
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アハトゥング・パンツァーは、戦車と航空機の連携によって可能となる電撃戦の革新的な構想を理論化した。その要諦は奇襲、迅速な機動、激しい攻撃にある。第一次世界大戦と戦間期から得られた具体的な事例や教訓を図版とともに示す軍事書である。
第二次世界大戦の直前に刊行されたハインツ・グデーリアンの本書は、機動戦における戦車と装甲車両の利点を説く。国外の論者を多く含む数々の研究を総合して運用ドクトリンを打ち立て、敵陣を突破し、抵抗を制圧する最善の方法を著者の視点から示している。
だが、戦術とドクトリンの一種の「聖典」とも評されるこの本が、実は上官のオスヴァルト・ルッツ将軍からグデーリアンに命じられて執筆されたものだと知る人はどれほどいるだろうか。刊行の真の理由や執筆当時の背景を知る人はどうだろう。1937年にシュトゥットガルトで原著が刊行されて以来、フランス語版を待ち望んでいたフランス語圏の読者でも、ほとんど知らないはずだ。
刊行から80年以上を経て、ついに実現した。
原著から翻訳された本書には、ハインツ・グデーリアンの経歴と執筆当時の全般的な背景を振り返る序文を収録。写真をまとめた別丁と地図も豊富に掲載している。
過去の証言ともいえるこの歴史的資料が、初めてフランス語で読めるようになりました。電撃戦とは何だったのかを詳しく理解できる一冊を、ぜひお見逃しなく。
・ソフトカバー
・216ページ
・判型 23 × 15 cm
・写真と地図を収めた図版集2部
- 著者1
- SHD
- 表紙
- ソフトカバー
- 言語
- フランス語
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