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ディエンビエンフー ― 一つの時代の終焉
L20230142
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1954年春、フランス極東遠征軍の主力は、ディエンビエンフーの高地の谷で、ザップ将軍率いるベトナム人民軍の精鋭部隊と対峙しました。激しい砲撃戦を背景とするこの苛烈で不均衡な白兵戦では、ベトナム側の死傷者は1万3,000~2万5,000人に上り、フランス側の損失は投入兵力の65%に達しました。長く過酷な包囲戦の末、フランス軍は決定的な敗北を喫し、約9,000人の兵士がベトミンの収容所で苦難に満ちた捕虜生活を送ることになります。
冷戦下、フランスが米国から大規模な支援を受け、ベトナム側が共産主義中国の支援を受けるなか、この大規模な対決は、フランス領インドシナの消滅をジュネーブで確定する外交合意へとつながり、植民地時代の終わりを予告しました。フランスの敗北は、アルジェリア民族解放戦線(FLN)が武装闘争に踏み切る決断を早めました。同時に、「インドシナ・シンドローム」にとらわれ、同じ屈辱を二度と味わうまいとするフランス軍の一部の急進化も招きました。
Pierre JournoudはDao Thanh Huyenの協力を得て、両陣営の数多くの証言に基づき、20世紀の様相を変えたこの歴史的な戦いを、従来よりはるかに広い地理的・時間的枠組みの中に初めて位置づけます。
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