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ドイツ帝国元帥たち――異例の歩み
L20220420
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本書は、第二次世界大戦の重要人物である28人の元帥の伝記を、フランス語で初めてまとめたものです。約300点の図版と記録写真を収め、1930年代半ばの再興から1945年の崩壊まで、ドイツ国防軍の主要指揮官を概観します。
1804年から1815年にかけて、ナポレオンは26人の将軍を元帥に任じ、そのうち18人は1804年6月に一度に任命されました。1世紀余り後の1936年から1945年にかけて、ドイツ帝国の総統アドルフ・ヒトラーも27人の将軍を元帥に任じ、そのうち12人は1940年7月に任命されました。しかし、共通点はそこまでです。フランス第一帝政の元帥たちは帝国の栄光を担い、ナポレオン伝説に名を残しました。一方、ヒトラー体制の刻印を負う第三帝国の元帥たちは忘れられていきました。
映画でも繰り返し描かれた「砂漠の英雄」ロンメル、ヒトラーの側近ゲーリング、スターリングラードで知られるパウルス、ヒトラーの後継者デーニッツ、戦略家マンシュタイン、あるいは1945年5月にドイツ軍の降伏文書に署名したカイテルを除いて、今日、ドイツ帝国の元帥たちを覚えている人はいるでしょうか。
ドイツ帝国の元帥たちの多くは、戦後間もなく刊行された主要な事典には掲載されていましたが、後年の出版物からは姿を消し、専門事典にさえ載っていない者もいます。ロンメル、ゲーリング、デーニッツ、マンシュタインを除けば、フランス語で執筆または翻訳された伝記の対象になった人物はいません。
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