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ジャン=バティスト・シャルコー――極地探検家
L20210135
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ジャン=バティスト・シャルコーが生まれた1867年、地球上の陸地は極地を除き、ほぼすべて地図に描かれていた。医師になるはずだった彼は、その極地の姿を地道な探検によって世界に明らかにしていく。フランセ号、次いで名高いプルクワ・パ号に乗って南極を探検し、数多くの地図や鉱物・動物標本を持ち帰るとともに、いくつもの未知の陸地を確認した。
だが、後に「極地の紳士」と呼ばれる彼が、1900年のオリンピックでヨット競技の準優勝を二度果たしたことを知る人はどれほどいるだろうか。また、第一次世界大戦中の対潜水艦戦で重要な役割を担ったことはどうだろうか。
さらに、サン=マロを心の故郷とし、ゴーティエ造船所で自らの船を2隻建造させたこの探検家が、多くの団体や、とりわけ海賊の町サン=マロの政治にも積極的に関わっていたことを、どれほどの人が知っているだろうか。
そして晩年、探検家が海難を予感していたことはどうだろう。乗組員とともに遭難する数週間前、彼はこう記している。「これがおそらく最後の航海になるだろう。プルクワ・パ号も老いたし、私も老いた……」
Roman Petroffは画家に関する著作を複数手がけ、Marin Marieの伝記ではフランス海洋アカデミーのグランプリを受賞した。
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