奇妙な捕虜生活、1940年5月 ― 第1軍参謀将校の未刊手記
奇妙な捕虜生活、1940年5月 ― 第1軍参謀将校の未刊手記

奇妙な捕虜生活、1940年5月 ― 第1軍参謀将校の未刊手記

L20200108
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「夕刻、大本営から次の内容の暗号電報を受け取った。『フォーヴェル少佐は、私とポール・レノー氏に貴官の状況を説明した。貴官の困難を軽んじてはいない。貴官が守る軍旗の名誉にかけ、救いうるものをすべて救うよう期待する』。行間を読めば、フランス軍のほかの部隊からは、もはや何の救援も望めないということだった」

第1軍の参謀将校で第3部「作戦」課長を務めたピエール・モンジャン大佐は、1940年5月29日、ステーンヴェルクでドイツ軍の捕虜となった。捕虜生活の最初の数日、衝撃が冷めやらぬうちに、そこに至る出来事を記した。この「奇妙な捕虜生活」に先立つ20日間の記録は、第1軍の文書が焼失しただけに、極めて貴重な証言である。読者を敗走の渦中にある司令部へと導く、驚くべき記録だ。

ピエール・モンジャン(1895~1982年)はサン=シール陸軍士官学校に首席で入学した騎兵将校で、1917年にシャンパーニュで重傷を負った。陸軍大学校を修了し、1930年から1934年までペタン元帥の幕僚を務める。この時期に元帥の「文筆役」となり、重要な演説のいくつかを起草した。手記や内部報告、講演では、戦争の変化に対応するためのフランス軍の装備不足を容赦なく指摘している。

モンジャン将軍の運命が一変したのは、1940年5月の敗走時だった。第1軍第3部の将校として、かねてフランス軍騎兵に必要だと主張していた構想をドイツ軍の戦車部隊が実行し、3週間で勝利するさまを目撃した。プリウー将軍とともに捕虜となり、ドイツで5年間を過ごす。解放後は在独フランス軍の兵器・補給部門を指揮した。

 

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著者1
Montjean将軍
出版日
2019年5月
ページ数
344
表紙
並製本
言語
フランス語
出版社
ピエール・ド・タイヤック

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