トーテンコップ資料集
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L20160061
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第3SS装甲師団「トーテンコップ」には暗い出自があります。その初期の構成員は、強制収容所の警備を担った連隊(T-Standarten)の出身でした。また、1940年当時、この師団の軍事面での働きは振るわず、兵士や幹部の訓練も不十分でした。師団はこの時期、ル・パラディの虐殺をはじめとする複数の戦争犯罪や、民間人の虐殺を行いました。本巻で取り上げる被害を受けた村、オービニーもその一例です。しかし1941年夏のバルバロッサ作戦以降、一部で新たな人員を採用し、経験を積んだトーテンコップ師団は、1945年5月8日まで粘り強い部隊としての能力を示し、ドイツ軍全体でも最も信頼できる部隊の一つとされるようになりました。甚大な損失を被りながらも、過酷な状況下で陣地を維持し、戦闘で大きな戦果を挙げました。師団は決して退かず、新兵の継続的な流入も軍事的能力を損ないませんでした。トーテンコップ師団の歴史を扱った前著が早々に品切れとなった後、本補巻は新たな写真、文書、情報を提供します。著者はさらに、この部隊に所属した将校のうち、強制収容所で勤務した経歴を持つ259人の履歴を紹介します。その中には有罪判決を受け、処刑された者もいます。一方、これらの資料は、師団の兵士の大多数が強制収容所制度に関わったこうした人物とは異なる経歴だったことも示しています。数千人が東部戦線の凄惨な戦闘で死亡しました。本巻は、これまで十分に知られてこなかった部隊の歴史研究に寄与する一冊です。
出版社
HEIMDAL

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