ゲシュタポの黒い天使 - ノルマンディー 1942~1944年
ゲシュタポの黒い天使 - ノルマンディー 1942~1944年

ゲシュタポの黒い天使 - ノルマンディー 1942~1944年

L20210105
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ノルマンディーにおける「ゲシュタポの黒い天使」とは何者だったのか。1943年に22歳だったマリー=クロティルド・ド・コンビアンは、ベルナールの別名を持つカーンの保安警察・SD支部長ハラルト・ハインスの愛人となったことで知られる。

パリとシェルブールを結ぶ列車で互いを見いだしたマリー=クロティルドとベルナールは、手を組んで数か月にわたり、まずカーン市民を、次いでカルヴァドス県民を恐怖に陥れ、その一部を絶滅収容所へ送り込んだ。

 

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イヴ・ルクチュリエは30年以上にわたり、カーンとカルヴァドス県における対独協力を研究し、その過程でこの人物に幾度となく行き当たってきた。占領期はなぜ、この若い女性をこれほどの逸脱へと導いたのか。ドイツ兵との性的関係を通じた協力にとどまっていれば、彼女の名が歴史に残ることはなかっただろう。解放時に頭を丸刈りにされるか、国民的不名誉の刑に処される程度だったかもしれない。

しかしマリー=クロティルドは、新たに得た権力を示そうと密告に手を染め、ときには両親も加担して、同胞の一部を絶滅収容所へ送り込んだ。コンビアン家は占領軍への恥知らずな協力によって、その名声を完全に失った。

本書は、父親と使用人との関係から生まれたマリー=クロティルド・ド・コンビアンの歩みをたどり、私利私欲と強欲から人々を死に追いやる存在となった理由を解き明かそうとする。

著者1
Yves Lecouturier
出版日
2017
ページ数
96
表紙
並製本
言語
フランス語
出版社
HEIMDAL

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