フランスのVAMPIREとMISTRAL 第01巻
戦時中、フランスはジェット推進という技術革新から取り残されていた。その遅れを数年で取り戻すには、多大な産業・財政上の努力が必要だった。
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戦時中、フランスはジェット推進という技術革新から取り残されていた。その遅れを数年で取り戻し、ダッソー社の航空機を生み出すには、多大な産業・財政上の努力が必要だった。しかし、その計画が実を結ぶ前に、フランス空軍は新しい推進方式と、それが操縦、整備、戦闘手順にもたらす影響を一から学ばなければならなかった。この転換を担い、戦闘機部隊を抜本的に近代化する機体として選ばれたのが、英国のデ・ハビランド DH.100 Vampireである。
一部は英空軍から完成機として引き渡され、残りはマリニャーヌでライセンス生産された。この生産技術を習得したSNCASEは、より強力なSE.532/535 Mistralを開発し、アルジェリア戦域で運用した。1950年代半ばには旧式化したものの、独特の機影を持つこれらの戦闘機は、フランス軍がジェット戦闘機の時代へ本格的に踏み出す礎となった。しかし、配備数が多く広範に運用されたためか、その運用史をたどる書籍はこれまで存在しなかった。
3人の著者は、多くの協力者に支えられてこの課題に取り組み、VampireとMistralを使用したすべての部隊・機関の歴史を詳述した。あわせて、574機それぞれの経歴を丹念に追っている。製造面と運用面も扱う。全2巻の本書には約1,700点の写真・図版と、Patrice Gaubertによる多数の機体側面図が収められている。当時の関係者100人以上の証言からは、ジェット機黎明期がいかに胸躍る、そして時に悲劇的な時代であったかが伝わる。
全2巻に写真約1,700点、機体側面図50点、多数の縮尺1/72の三面図を収録。第01巻は384ページ、第02巻は400ページ。
- 著者1
- Sébastien Guillemin
- 著者2
- Claude Petit
- 著者3
- Patrick Vinot Préfontaine
- 出版日
- 2020年3月
- ページ数
- 384
- イラスト
- 写真850点
- 表紙
- ハードカバー
- 言語
- フランス語
- 出版社
- Lela Presse
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