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ノルマンディー上陸作戦の残骸
バス=ノルマンディー地方におけるスクラップ回収の歴史
1944年夏の軍事作戦は、ノルマンディーの大地に長く残る傷を刻んだ。印刷物からデジタル媒体まで、多くのメディアが、ひとまずセーヌ川岸で終わる数か月に及ぶ総力戦を詳しく伝えている。そのため、この戦いを知っているように思えるが、壮大な作戦の一面は長年見過ごされてきた。
連合軍上陸作戦の海上での側面について、私たちは実際にどれほど知っているだろうか。あまり知られていない船の沈没、予期せぬ機雷の爆発、夜間の果敢な雷撃。そうした出来事が残した、海中に眠る鋼鉄の残骸についてはどうか。とりわけ、ソード・ビーチからユタ・ビーチまで幽霊のように連なる、放棄された貨物船群をどう捉えればよいのだろうか。
本書が語るのは、沈黙の番人ともいえる船たちの数奇な運命である。わずかな絵葉書に記録された長い放置期間(1944~1948年)から、1960年ごろまで続いた船舶の組織的な解体まで、読者は戦後の海上スクラップ回収業者たちの閉ざされた世界に足を踏み入れる。そこではスコットランド訛りの英語やフラマン語、そしてとりわけイタリア語が飛び交い、ノルマンディーの海岸では新しい形の観光も発展していた。沈没船の内部から取り出す数トンの銅に一獲千金を求める冒険者、高給を得る潜水夫。富への期待が破産や時には死と隣り合わせだった危険なスクラップ回収の歴史は、今日では忘れられている。著者は当時の関係者による貴重な証言と豊富な私蔵写真を基に、この人的・経済的な冒険を伝える。
目次
ノルマンディーの戦いにおける軍用装備
初期のスクラップ回収作業:知られざる世界
撃破された装甲車両の宝庫:オルヌ県トランの集積場
海の残骸:閉塞船の事例とスクラップ回収業者の足跡(1946~1970年)
マリオとギャビー・セラ:ラ・シレーヌ、ノルマンディー・メトー、アロマンシュ
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