CIAから見たインドシナ戦争
CIAから見たインドシナ戦争

CIAから見たインドシナ戦争

L20200177
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CIAの記録を通じてインドシナ戦争を再考する。そこには、フランス軍将校や政治家が米国大使館に打ち明けた懸念と期待が記されている。

 

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ある者にとっては独立戦争、別の者にとっては植民地戦争であったインドシナ戦争は、共産主義陣営と西側諸国が大規模に対峙した初期の戦争の一つでもあった。第二次世界大戦の傷を癒やし、経済の再建を図っていたフランスは、1949年末以降のインドシナで、ベトミンへの武器供与、助言、支援を始めた共産中国の影響力拡大に直面する。中国軍による本格介入への懸念は、月日を追うごとにフランスの軍事戦略に重くのしかかった。フランス軍司令部は、逃れてきた蔣介石軍の兵士数万人を収容し、韓国からの派兵を断り、米軍顧問団の支援も拒絶した一方、大量の軍需品の受領を選んだ。さらに、ドイツ人のみで構成する外人部隊の新たな大隊の創設まで検討した。しかし、無能と見なされていたバオ・ダイ帝を頂点に据えた傀儡政権への支持を、ベトナムの人々から得ることはできなかった。月に数回、フランス軍将校や政治家は、サイゴンの米国大使館やハノイの米国領事館に懸念や期待を打ち明けた。こうした情報は、米国側がインドシナで収集したほかの情報とともに、CIAによって日々分析され、日刊情報報告に掲載されたり、報告書の資料として使われたりした。日ごとに発行されたこれらの記録を読むことで、現地情勢が徐々に悪化していく様子を当時の視点からたどることができる。そして何より、ディエンビエンフー陥落後、第三次世界大戦と核戦争に発展しかけたインドシナ戦争を、新たな角度から見ることができる。
著者1
MIRMONT FRANCK
ページ数
286
表紙
ペーパーバック
言語
フランス語
出版社
NIMROD
EAN
9782915243635
発行日 
06/05/2015

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