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€ 23.22
1944年6月6日の連合軍上陸は、ノルマンディーにおける第二次世界大戦の記憶を独占し、この時期の歴史の広範な部分を覆い隠してきた。ノルマンディーの人々は上陸作戦やノルマンディーの戦いについては尽きることなく語る一方、占領期については口が重く、ありきたりな話に終始することも多い。なぜ占領期は語られないのか。まるで何かを隠しているかのような、語ることへのためらいがある。史料の世界を丹念に探れば、この気まずい沈黙の理由が見えてくるのだろうか。本書は占領軍とノルマンディーの人々をめぐる通説を越え、その問いを明らかにする。