フルンツベルク装甲師団―ウクライナ・ノルマンディー 1944年
1944年4月のウクライナ戦線と同年夏のノルマンディーで戦った第10SS装甲師団「フルンツベルク」の実像に迫る。
数十年に及ぶ調査と同師団の退役軍人100人以上の協力により、第9SS装甲師団「ホーエンシュタウフェン」とともに第II SS装甲軍団に属して戦った装甲師団「フルンツベルク」の全史をたどる。
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数十年に及ぶ調査を経て、同師団の退役軍人数十人の証言、現存する作戦日誌、収集された多数の未公開文書・史料により、ウクライナのガリツィア平原(ブチャチ方面)からノルマンディーの生け垣地帯に至る第10SS装甲師団「フルンツベルク」の激戦を、ようやく正確に再現できるようになった。
1944年6月末になって戦闘に投入された「フルンツベルク」の将兵は、カーン近郊の112高地・113高地周辺で1か月以上戦った後、さらに西方のヴィール方面へ転戦した。モルタンでの作戦後、ドイツ軍の戦況が急速に悪化すると、師団は戦略的撤退に入り、以後は後衛戦を続ける。バラントン、フロマンテル、ピュタンジュ、トラン、サン=ランベール、モン=オルメル。これらの地名は、ファレーズ包囲網から辛うじて脱出した「フルンツベルク」の各部隊にとって、その終焉を告げるものとなった。
ドイツ軍の後退は全面的な退却へと変わり、第10SS装甲師団「フルンツベルク」で当初投入された兵員のうち、セーヌ川を渡れたのはわずか3分の1だった。
未発表資料の集成に、当時の写真、肖像、軍人手帳(Soldbücher)、公文書など、大半が初公開となる800点以上の写真・資料を収めた充実した図版を加えた本書は、ガリツィアおよびノルマンディーの戦いにおける同師団の作戦行動をより深く理解するための必携資料である。
1944年のノルマンディーに投入されたドイツ軍部隊の研究者や軍事史愛好家に向けた、最も著名な装甲師団の一つを扱う必携の参考書。
- 著者1
- Stephan Cazenave
- 出版日
- 2022年6月
- ページ数
- 496
- イラスト
- 当時の写真・資料約800点
- 表紙
- 上製本
- 判型
- 21,7 X 3,6 x 30,5 cm
- 言語
- フランス語
- 出版社
- Maranes Editions
- EAN
- 9782957100910
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