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2nd US Armd Div.に直面したドイツ軍の撤退 1944年8月13日~22日
2026年11月中旬刊行予定
本書は、1944年8月13日から22日にかけてのドイツ軍の撤退を詳細に追う。焦点となるのは、総崩れとなったドイツ軍部隊の再編を命じられたLXXXI. Armee-Korpsの後退である。対象はファレーズ・ポケットから脱出した部隊だけではない。サルト県とオルヌ県から撤退する部隊も含まれる。そこへ、秩序回復のため全権を与えられ、ウール県南部のガセー~レーグル地区に特派されたWaffen-SSの戦闘団が現れる。同戦闘団は、この地域へ後退してくる戦車をすべて徴発し、各部隊の指揮官の強い不満を招いた。
その任務は、ソンムから来るドイツ軍3個師団を受け入れるための防衛線を準備することだった。しかし前線への道は困難に満ちていた。鉄道への爆撃、道路上の車列を丸ごと壊滅させる連合軍戦闘爆撃機の絶え間ない攻撃、相反する命令とその撤回……。
脅威はアメリカ軍だけでなく、ヒトラー自身からも生じていた。読者はドイツ兵の動揺に加え、LXXXI. Armee-Korps、第5装甲軍、第15軍、B軍集団の各司令部が絶えず直面した困難を目の当たりにする。著者が発掘した3,500ページを超える未公刊の報告書と電話での会話記録を余すところなく検証することで、このRückmarsch(「撤退」)の実態を並外れた精度で明らかにしている。しかし間もなく、2nd US Armd Divの到着がドイツ軍の計画を一変させる。何としてもセーヌ川を渡ろうとするドイツ軍と、敵に先んじて川に到達し、その退路を完全に断つことだけを目指す「Hell on Wheels」。時間との競争が始まった。
ドイツ軍の撤退とウール県の解放における最も緊迫した時期を、読者に間近で伝える比類ない歴史調査である。
本書は198ページ。写真約170点と、Guillaume Payanが作成した地図10点を収録。
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