『影の同志たち――歴史に向き合うフランス特殊機関、1940~1945年』
『影の同志たち』は、6月18日の呼びかけから80周年を機に、DGSEと解放勲章会が共同で企画した。ナチスの侵略者との戦いで命を落とし、その活動と犠牲に対して解放十字章を授与されたフランス特殊機関の50人に敬意を表する一冊である。
象徴的な存在であるPierre Brossoletteや哲学者Jean Cavaillèsなど、すでに広く知られた人物もいる。しかし本書は、BCRAの名で歴史に残るフランスの秘密機関に所属していたという、これまでにない視点からその足跡をたどる。ほとんど知られてこなかった人々も、Brossoletteの言う「栄光を陰で支えた者たち」による地下活動を覆っていた影から、ようやく姿を現す。
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この50人の解放勲章受章者には、それぞれ際立った経歴がある。年齢を偽って自由フランス軍に志願したJacques Voyer、50歳を過ぎて占領下のフランス上空での秘密航空作戦に参加したHenri Drouilh。破壊工作員となった機械工Pierre Briout、パリの化学研究所長Roger Coquoin。ペタン主義に幻滅したGeorges Lamarque、1940年6月に志願した一人であるHenri Labit。休戦軍出身で二つの世界大戦を経験したGentil大佐、そしてフランス生まれではなくともフランスの理念のために戦ったAlbert KohanやJan Doornik。その経歴は異なっても、Honoré d’Estienne d’Orvesが断念の恥よりも脱走罪で裁かれる不名誉に立ち向かうことを選んだように、彼らは皆、フランス解放のため秘密裏に戦う意志を共有していた。
50人の同志の伝記は、10のテーマ別の章にまとめられている。各章の序文からは、ロンドンに置かれたド・ゴール将軍の機関とフランス国内のレジスタンスとの関係、破壊工作・通信・航空作戦・脱出経路の構築に及ぶ秘密活動の職務と手法の成立、そして英国のMI6やSOEと並んで、今日のDGSEへと受け継がれるフランスの情報・特殊機関の形が生まれた過程を知ることができる。
『影の同志たち』は、フランスと英国の公文書館に所蔵される未公開資料を多く含む8,000点以上の文書を調査してまとめられた。フランス軍事省やレジスタンス博物館の所蔵資料に加え、DGSEとその行動部門のコレクションから、1,000点を超える豊富な図版も収録している。
- 著者1
- ナタリー・ジュネ=ルフィアック、ウラジーミル・トルプラン編
- 著者2
- Marion Mathey-DefosseおよびJean-Louis Perquinとの共同制作
- 出版日
- 2021年1月
- ページ数
- 448
- イラスト
- 図版約1,000点
- 表紙
- 上製本
- 言語
- フランス語
- 出版社
- HISTOIRE & COLLECTIONS
- EAN
- 9791038010611
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