1870年から崩壊までのロシア帝国海軍
1870年から崩壊までのロシア帝国海軍

1870年から崩壊までのロシア帝国海軍

L20200057
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ロシア帝国海軍を扱ったフランス語の書籍は少ない。英米の刊行物についても同様である。しかしロシア帝国海軍は、バルト海、太平洋、黒海という三つの主要戦域に分かれていた点で異例の海軍だった。接続できたのは前二者のみで、それにも大きな困難を伴った。黒海は、宿敵トルコによって、その歴史を通じて閉ざされた海であり続けた。

 

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この海軍が異例なのは、技術革新に常に力を注ぎ、潜水水雷艇や機雷戦をはじめとする複数の分野で先駆的な役割を果たしたことにもある。その一方で、厳しい気候条件、疑問の残る軍事ドクトリン、乗組員の不適切な管理にも妨げられた。日露戦争でほぼ壊滅しながら、革命の気運が内部に広がる中、わずか数年で再建を遂げた、対照に満ちた歴史である。本書はロシア帝国海軍とその艦艇を、一次史料に基づいて検証する。著者が主な研究資料としたのは、露仏同盟を背景に豊富な情報と記録を残した、サンクトペテルブルク駐在のフランス海軍武官の報告書である。さらに当時のフランス陸軍大学校の刊行物、ロシア語の書籍数点、同時代の専門誌でこれを補った。歴史編では、技術・産業上の進歩と不足、工廠、造船所、産業、士官団、乗組員の教育、そして紛争や事件とそこから得られた教訓などを通じ、海軍とその組織の変遷を詳述する。技術編では、各艦と各艦級の諸元および略歴を収録。全384ページに約600点の写真と資料を掲載している。

著者1
Marc Saibène
出版日
2020年5月
ページ数
384
イラスト
写真・資料600点
表紙
上製本
言語
フランス語
出版社
Lela Presse
EAN
9782374680286

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