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帝政初期のローマ女性
L20160074
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共和政末期、女性には質素で貞淑に家庭を守り、次代の市民を産み育てることに専念する姿が理想とされた。しかし帝政初期になると、男女平等には至らないまでも、女性たちは男性の絶対的な支配から次第に自立していく。財産を管理し、事業に乗り出し、政治に関心を寄せ、男性たちに影響を与えるようになった。今や家の外に出ることも厭わない。かつては慎みを守るため、外出時に体のほとんどを覆うべきとされたヴェールも、今では彼女を神秘的に見せるものとなる。女性は人を魅了する存在になったのである。衣服と装身具を通して、少女から母親、娼婦から巫女、奴隷から皇后まで、ローマ女性の多様な姿が今日の私たちの前に現れる。
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