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迫り来る影 ― シリアでの危険な任務
2011年3月、アラブの春が広がるさなか、シリア南部の村の子どもたちが学校の壁に落書きをしました。シリア政府当局による子どもたちの逮捕と虐待が、当初は平和的だったシリア革命の引き金となります。
2011年夏以降、この革命は武装蜂起へと変わります。2012年4月、コフィー・アナンが停戦合意の交渉に成功し、国連の監視員300人が急きょ派遣されました。しかし、停戦は間もなく崩壊し、国は内戦へと陥ります。
エノラ・シャムは、志願して参加したこの危険な任務を語ります。選ばれたフランス軍将校は彼女ただ一人であり、非武装の監視員に課された任務のなかでも、特に激しいものの一つでした。反乱勢力のカティーバ(戦闘部隊)やシリア軍、時に敵対的な群衆、刑務所や病院のただ中で、秘密警察の厳しい監視と、政権側・反乱勢力双方による情報操作に直面しながら、真相を突き止めようと努めます。
銃撃や爆発、そして何よりアルカイダの関与の拡大など、危険は至るところにあります。車列が待ち伏せ攻撃を受けた際、彼女は仲間の助けを得て、ジハード主義武装集団による殺害を免れます。明晰でありながら衝撃的で、臨床的な冷静さと終末的な光景が交錯するこの記録は、シリア紛争の起源をより深く理解する手がかりとなります。そして何より、シリアとその人々に捧げる力強い賛辞です。
" フランス軍は、彼女のように私心なく行動し、真の使命感を持つ将校がいることを誇りに思ってよい。エノラ・シャムを一言で表すなら、最もふさわしいのは「戦う人」だろう。 " クリストフ・ゴマール将軍
" 本書で何より印象深いのは、混乱と戦闘、自身を直接狙う銃撃や殺害予告のなかでも、エノラ・シャムが示し続ける精神力、シリアの人々と国連シリア監視団の監視員たちに向ける人間的な思いやり、そして勇気である。とりわけ、イスラム主義者に人質に取られ、いつ喉を切られてもおかしくない状況に置かれながら、最終的に解放された時のことがそうだ。 " ジャン=マルク・マリル将軍
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